Evagelion

エヴァを見た。学童にいた時に少しだけ見た印象が塗り替えられた。

エヴァンゲリオンパイロットの精神に敏感でまた、パイロットもエヴァンゲリオンに乗ることで精神が不安になる。まさに、感情の浮き沈みと周りの人間関係、これまでの経験がエヴァンゲリオンを強くするのだと思った。

何だか、シンジと自分を同化しようとする時があった。似ていないのに、シンパシーを感じる。誰かの目に映る自分を恐れて、嫌われるのを恐れて、逃げようとする。

でも作中で逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだと連呼し前を向き直す姿。自分を弱いとシンジは言っていたけど、実際は誰よりも敵を倒すことにおいてではなく人間としての強さを感じた。

 

感情というものは誰にも立ち入れない領域であり、自分自身でもコントロールが難しい。その感情を変化させるきっかけも予測できなくて、昨日の心の緊張も朝起きてみれば消え去ってることがある。どんな感情、何がそうしているか、誰がそうしているか、何のためにそうなっているのか。考えたくなくても一方的に感情に飲まれるのでなく考えてみたら、また新たな価値観や表現の仕方がわかるかもしれない。

最後に

現実を悪く捉えているのは君のこころだ。現実を真実に置き換えているのは君の心さ。現実を見る角度、置き換える場所、これらが少し違うだけで心の中は大きく変わるわ。

真実は人の数だけ存在する。だが、君の真実はひとつだ。狭量な世界観で作られ狭量な世界観で作られ自分を守るために変更された情報、歪められた真実さ。

 

全てはステレオタイプで作られた真実と結果で構成されている。でも、それがそうなんだと知れば取り憑かれこともない。たしかに自分なりに思考することや行動に起こそうとすることは自分にとって労力になるし誰かが言っていたという記憶と相手に頼ればその場で解決できることかもしれない。けど、永遠にそのジレンマに入ると進化はしない。一つこのアニメで知ることで自分の何かが広がった気がする。

 

今は世の中、たくさんの意見や考え方を取り入れることができる。特に、巧みな言語使用や根拠を目にすると暗闇の中で光る一つの光に目が行くように共感してしまう。少しづつでも自分の意見を開示していくべきだ。