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以外にも反動というか悔しさも悲しさも一瞬とか思ったけど、急に涙が止まらなくなった。いつもなら、可哀想だとか言い聞かせているように思えば止まっていたものもいつもとは違う反応を見せる。頭の中を空白にしても白色の終わりのない空間に閉じ込めても涙が出てくる。この空間は自分のもので誰も入れようとも入ってこようともしなかったのに。さらに、この感情は自分自身ではなく表向きをコントロールしている自分で衣のように真の自分が統制しようとしてもこちらを向いてくれない。

つくづく何も成せない人間なんだと思い知らされる。これが引き金ではないが、前々から隠そうとしていた部分が傷ついている時にいいように表に出てきた。まるで、土の上ではきれいに咲いていたひまわりを支えていた無数の根っこのように引っ張ると顔を出し、栄養が行き届かなくなって枯れてしまう。いつも歩き出せるように支えていたものの頼りなさが目に見える。

周りのみんなもこんな気持ちを味わっているのか。自分以外の人たちは生きているのか。なぜ、生きているのか。話せる人はいるのか。そうだ、誰かに話してみようかな。ドン引きするだろうな。重いし二次元ぽいし、これを伝えるには長年の自分についても語らなくては。それなら、知っている人がいいかな。いや、何かしらの期待を持っているから、こんな精神病んでいるなんて知ったら悲しませるかな。こんな風になっているなんて知ったら心配になるよね。てか、気にしてもないかな。もしかしたら、こうなるしかなかったのだから、何もかもいやいやで呆れているかもしれない。カウンセラーにでも話してみようかな。マニュアル通りに対応するよ。だって、解決できないことだもん。じゃあ、自分自身に問いかけよう。自分の問題だ。

頭の中がフル回転していて、休む暇がない。何も考えないように考えないようにしても、頭が重たくなる一方だ。知ってる。今までも嫌なことがあると奥底までナイーブになって自分自身の気分を慰めるようにしてきた。厨二病みたいに頭で状況を文字化して自分自身に酔っていたのだ。今回もまた、