求愛

何だかわからない感情

もとめられていない、けどその相手に何かを言わせようと求めている。

どんなに目を凝らして自分を見てもぼやけてしまう。心から身体へ、体から心へ

期待されていないと気づいてしまうと向いていた心が居場所を探すように震える。少ない誰かとの関わりの中で依存しきってしまうとその人の誰かとの関わりも嫉妬するようになる。誰かに求められて求めて生きてくのだと方法を知りながらも、いざ助けを求めようとすると一人がいいんだと思ってしまう。

どうにかなるだろう。これまで誰かに話そうとかこうしたいんだとか主張しないようにしてきた。だからどうすればいいかわからない。

やめれば全てが切れるわけではない。一度でも耐えられないことから逃げてしまうとまた、諦めてしまうのではないかと恐怖が襲ってくる。

 

自分ではいじめなどだと認めたくなかった。こんな小さなこと。いじめとカテゴリー化してしまうと一生、自分はいじめられたことがあるのだと被害妄想に走ってしまう。

ただ、苦しいことに気づいて欲しかった。周りとは違った感性で周りとは違う。少数派だから悲観的になってしまっていた。

 

今になっても自分の中では解決しきれていない。粘り強く絡んでくる。新しい地や人ととに立て直そうとしてみたけど真の自分が腐っていていまだに過去にしがみついている。こうやって自分はかわいそうだ、自分の過去は見窄らしくて虚しいやつだと思い込んで可愛い自分がいるのだと錯覚させている。

 

あの時から何も変わらない自分でいることを見せるのが怖い。こんなことを誰かに話せるわけないから、こうやって打ち込んで解決を探そうとしている。いまだに「いじめられた人」だとは思われたくないらしい。自分を見ても何もわからないんだ。どんなにふうに作り上げようとしても気持ちと言葉が比例しない。

 

とにかく誰かに認められたい。みんなからの謝罪が欲しかったわけではないんだ。逆に申し訳ない気持ちしかなかった。

 

女社会でもうどうすればいいかわかるでしょと言われた。いや、わからなかったから逃げたんだ。単に反対のことをすればいいんだけど。